会場で感じたことを「音」をテーマに書きたいと思います。
●「音」は皮膚で聞くもの
会場には大小様々なスピーカーが設置され、それを使う出展者や出演者がいます。
万単位の来場者が館内を巡り、時に歓声を上げる。
幕張メッセの館内にパンパンに音が詰め込まれ、木霊していました。
音が岩のようになって自分にぶつかってきたり、流星のように飛んで行ったり、
歓声が上がるたびに膨らんではしぼんでいくが見えたり。
もちろん、そんなモノが視認できるわけはなく、皮膚感覚がそう捉えるのです。
会場で聞こえるのは、音声ではなく、場の空気感そのものであったように思います。
これは、ネットを通じてではわからない、現場にいるからこそ感じられる感覚でしょう。
●「位置」は視覚情報ではなく、聴覚情報の方が重要なのか?
今回の超会議では次世代ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を使った展示が随分と増えました。
その中で、ロート製薬が目薬「デジアイ」のプロモーションとして初音ミク VR Special LIVEを出展。
10人を一組として、Oculus Riftと立体音響対応のヘッドホンを装着し、ミクさんのVRライブを行いました。
頭を動かして視点の位置を変えると音声の聞こえる位置も動きに追従します。
音声の位置が変わることでミクさんの位置が特定され存在感がぐっと上がることが分かりました。
以前、ボーカロイドオペラ「The End」を観に行った時は10.1チャンネルという音響環境での上演で、会場が暗闇で周囲が見えなくても音を聞くだけで「何かがそこにいる」という位置情報を認識できました。
つまり、人は位置情報を視覚だけではなく聴覚をより強く頼りに特定しているということです。
では、先天的に聴覚障害を持つ人はどのように位置情報を得るのでしょう?
ひょっとして、方向音痴の人はそうでない人よりも聴覚の能力が劣っている可能性もあるのか?
あと、分身の術ってのは実は視覚ではなく、聴覚のトリックだったりする?
なんてことを取り留めもなく思った2日間でした。
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