2015年1月25日日曜日

「Forgerの備忘録」 第3回 「作曲」≒「外国語での演説」という仮説

 Forgerです。今回は、「入門さえできない人のための作曲講座」が前提としている


「作曲」≒「外国語での演説」


という仮説についてお話します。


 私は、蟹缶さんやkoryuさん達と議論する中で、「ボカロP志願者が作曲に挫折する失敗原因」を私なりに分析した結果、


1 「音楽理論を学べば、作曲できるようになる」
2 「自分は歌えるので、作曲くらい簡単にできる」 
3 「玄人に教えてもらえれば、作曲できるようになる」


という3つの誤解があるからではないかと結論しました。


 1つめの誤解については、


「作   曲」 ≒ 「外国語」
「音楽理論」 ≒ 「文法」


であり、「外国語」と同じように、「練習」しなければ「作曲」は身につかないし、「簡単で短いもの」から練習を始めなければ挫折しやすいと分析しました。


 2つめの誤解については、


「歌唱」 ≒ 「暗唱」:覚えた言葉をそのまま「再現」する
「作曲」 ≒ 「演説」:自分で言葉を「構築」して「発表」する


は全く異なる活動であり、「幼児が大人の口癖を猿真似している」のと、「自分で文章を組み立てて話す」と同じくらいレベルが違うので、その差に気づかずに高望みをすると挫折しやすいと分析しました。


 3つめの誤解については、


「英語脳」:「英語」を「日本語」に「翻訳」せずに「内容」が理解できる。
「音楽脳」:「楽譜」を「ドレミ」等と「解読」せずに「メロディー」が意識に浮かぶ。


のように、「音楽脳」とでも呼ぶべき「音楽用神経回路」が既に形成されている「音楽の玄人」と、それがまだ形成されていない「音楽の素人」では、「脳の情報処理」の仕方が全く異なるため、そもそもコミュニケーションが成立しないのではと推測しました。


 そうすると、世間に数多ある「(自称)初心者向け作曲講座動画」や「(自称)初心者向け作曲入門書」等では、本当の「音楽の素人」には難しすぎて理解できないため挫折しやすいと分析しました。

 逆に言えば、その誤解を解き、正しい手順に従って練習すれば、誰でも童謡くらいのメロディーであれば作曲できるようになるということです。

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